ベビーシッターのお仕事ってお母様がお仕事中の時にお子さんと一緒に遊んでいるだけではありません。
ウチの場合は新生児を多いので
お母様が「新ママ」であることがほとんどです。
したがってベビーシッター業務はお子さんのお世話をするだけでなく
初めてのご出産のお母様のご心配や、出産したあとのお話などをお母様とすることがとても多いです。
海外ではベビーシッターは学生のアルバイト
海外ではベビーシッターはどちらかと言えば
「学生のアルバイト」が多いです。
日本でもある程度大きなお子さんであれば学生さんでもいいかもしれません。
でも新生児や乳児を扱う場合はやはり子育て経験、保育経験が重要と考えます。
実際、新生児のご依頼が多い当社では「経験」だけでなく
「コミュニケーション能力」や「保育に関してのスキル」をベビーシッターに求めます。
アルバイトでは務まらないベビーシッター
先日、当社のベビーシッターの定例会に置いて
新ママのお客様の
「搾乳について」話がでました。
方法やタイミング、出ないときの対処法など・・
そしてそれに伴って搾乳した物の保存方法などについて
ネットで調べれば出てくる
一般論ではなくそのお客様に合った方法が話し合われました。
こういったことは「保育経験」「子育て経験」がとても重要となり
ベビーシッターのお仕事をちょっとお子さんのお世話をするだけ
と、思っている学生さんのアルバイトでは務まらないのが現状です。
もちろん、こういったことは病院で看護婦さんやお医者様が教えてくれますが
いざ、自宅に帰ると思ったようにできないことも少なくありません。
ですので私たちがそういったご相談をお客様より受ける場合は
経験に元ずいて「指導」ではなく
「アドバイス」を参考としてお客様にお伝えします。
横浜のベビーシッターナニーズハートの報告書
他のベビーシッター会社さんも実施しているところはあると思いますが
ベビーシッターサービスのナニーズハートのベビーシッターは業務中に
所定の書類に
お母様がお出かけ中の時のお子さんの様子を細かく記録する決まりになっています。
そして親御様がお戻りになられた際にそれをすべて確認していただきます。
ウチのベビーシッターさんは、そのA4サイズの書類いっぱいに記録しています。
もちろんご希望があればお客様にその種類を後に差し上げることもあります。
お客様いわく
「自分がいないときの子供の様子を聞くのが楽しみ」
「細かに書いてあるので子供成長の記録として頂きたい」
なんて、おっしゃって頂き好評です。
ちなみに・・・・・
ウチでももちろんベビーシッターさんを募集することもあります。
でも意外と応募者がベビーシッターという仕事をナメている人が多いのが現状です。
当然、そういった人は採用しません。
今まで他でベビーシッターの仕事をしたことがあるにも関わらず
【自分の都合のヒマな時だけ仕事が欲しい】
【小さい子は責任があるからやりたくない】
【一緒に遊んでいればいいんですよね】
怒
ま、他にもいろいろありますが書いているだけで気分が悪くなるので
このくらいで辞めておきます。
人間、そしてお子さんをお預かりしてお世話をする。
そういった認識が甘いベビーシッターも少なくないのは事実です。
だからベビーシッターが関与した事件が起きるのも理解できなくもないです。
そしてベビーシッターの楽しみ
小さい頃から。場合によっては生まれる前から
新しい命に携わり親御さんと一緒に成長を見守る
そして「親御様のお役に立て喜んでいただける」
こんな素敵なお仕事はないと思います。
確かに責任がある仕事で大変な場面あります。
「子供が好き」というだけでは務まりません。
でもベビーシッターという仕事に責任と誇りを持ち
たくさんの新しい命に触れること
こういうところに私たちはベビーシッターという仕事の魅力を感じています。
